ここ最近のワイドショーのネタと言えば、岸田首相の長男で首相秘書官の岸田翔太郎氏。
2022年末に首相公邸で忘年会を開き、写真撮影を楽しんでいたという件ですよね。
この忘年会は岸田家の親戚10人以上が首相公邸に集って開かれたもので、
岸田首相のおいが赤絨毯の階段に寝そべっている写真や、
組閣時に閣僚がひな壇に並ぶ様子を真似した写真などが散見されました。
この件に関して岸田総理は記者団に対し、
『報道されているようなこと、
行為については適切さを欠くものであり、
国民のみなさんの不信を買うようなことであるならば、
これは誠に遺憾なこと』
だと述べ、本人に厳しく注意したことを明らかにした一方で、
更迭などの処分については言及を明らかにしませんでした。
秘書官といえば、先日LGBTQへの差別発言を行ったとして、荒井秘書官が事実上の更迭となりましたが、
自身の息子とあってか処分が甘いのではないかという批判の声が見られました。
さて、
この事件は岸田首相の息子というだけに、野党からは格好の批判の的になっています。
その一人が立憲民主党の蓮舫参院議員です。
蓮舫氏は25日に自身のツイッターを更新し、
「総理公邸は約86億円かけて整備されました。
その目的は『総理の職務の能率的な遂行の確保』
『国の事務事業の円滑な運営』です」
と指摘したうえで
「その目的を達成するために総理秘書はいるはずです。
床で寝転ぶ写真を律する立場でしょう」
と翔太郎氏の行動を批判しました。
これに対して、SNS上では、
「蓮舫も国会議事堂内でファッション誌のグラビア撮影してたし叩けないだろーな」
「議事堂でグラビアみたいなの撮ってなかったっけ?」
といった声がみられ、蓮舫氏は岸田氏への批判が自身へのブーメランとなった形です。
蓮舫議員はファッション誌「VOGUE NIPPON」(現・「VOGUE JAPAN」)のグラビア撮影を、国会議事堂内でおこなったことがあります。
この際、参院議長から注意を受けています。
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