日本全国500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社QuickWorkが「2022年全業界年収ランキングTOP10」を発表しました。
3位から順番に見ていきたいと思います。
3位:「マクニカ・富士エレホールディングス」(1873万円)
2015年4月にマクニカと富士エレクトロニクスが経営統合を行い、共同持ち株会社として誕生した企業です。その後、国内半導体事業の組織再編を行い、20年10月に同社の完全子会社であるマクニカが富士エレクトロニクスを吸収合併しました。
最大手の独立系エレクトロニクス専門商社として、半導体や集積回路など電子部品の輸出入・販売を行っており、
幅広い分野において半導体への需要が大きいことが業績を後押ししたと考えられます。
2位:「キーエンス」(2182万円)
平均年収が高い要因は、その圧倒的な利益率の高さにあります。
製造を外部委託することで労務費と経費コストを削減し、原価率を下げることで利益率を高めています。
その結果、50%を超える利益率を維持しています。(製造業の多くは5%程度)
また、企業の価値を表す時価総額においても、トヨタ自動車とソニーグループに続く3位にランクインしており、
非常に勢いに乗っている企業だと言えます。
1位:「M&Aキャピタルパートナーズ」(3161万円)
日本にまだM&Aという言葉がなかった時代から30年以上にわたって大手企業経営陣に提案を続け、M&A市場を発展させたレコフと、一貫して中堅中小企業オーナー経営者様に寄り添い続けるM&Aキャピタルパートナーズ。(同社ホームページより)
日本におけるM&Aの先駆者として市場を成長させてきた企業です。
昨今、M&A市場は拡大を続けている一方で、依然として人材が少ないために希少価値が高いことや、利益率が高いビジネスモデルであることが理由として考えられます。
本社は東京ミッドタウン八重洲。
4位から10位までは以下の通りです。
やはり、不動産関連企業やランキングの常連である大手商社がランクインしています。
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