警視庁は10日、特殊詐欺グループの指示役だった渡辺優樹容疑者ら3人を特殊詐欺事件に絡む窃盗容疑で再逮捕したと発表しました。逮捕は今回で3回目となります。報道によると、容疑は2019年4月、金融庁職員などに成りすまして高齢者からキャッシュカード3枚を盗み、150万円を引き出した疑いだといわれています。
世間を騒がせた渡辺容疑者らが率いる『ルフィ強盗団』による一連の特殊詐欺事件、『週刊女性PRIME』では、グループの一員でいわゆる“かけ子”で逮捕された熊井ひとみ容疑者がいわゆる“いいとこのお嬢さん”だった熊井容疑者がなぜ闇堕ちしたのか、その素顔に迫っています。
容疑者と小・中学校時代に同級生だった子どもを持つという母親は、「そんなことは絶対にありえません! いいおうちで育った、とてもいい娘だったから……」 と彼女が起こした事件を否定し、そして絶句しています。
熊井容疑者は東京都出身で、三鷹市の住宅街にある実家は、鉄筋3階建てという豪邸です。祖父はもともと高知県で組合関連団体に勤めていた方で、のちに市議会議員、県議会議員を何期も務め、勲章までもらった人物だと言います。
小・中学校の同級生がひとみ容疑者の人となりについて話してくれた。「勉強は普通だったかな。でも、足が早くてかわいい子だった。特別に目立つほうではなかったです。中学校は文科系の部活で、確か日本赤十字社関連のボランティア活動を真面目にやっていた」
冒頭の同級生の保護者も「母親も、姉も、彼女(容疑者)もスラリとした美人さんでしたね。母親は感じのいい方でしたよ」と話しています。高校卒業後、2年の浪人生活を経て、多摩美術大学へ入学した容疑者は、新入生が参加するミスコン『ミスフレッシュキャンパス』に出場しファイナリストに選ばれたり、ライブ配信アプリ『SHOWROOM』での活動や、アイドルなどの撮影を行うフォトスタジオでモデル活動をしていたことも明らかになっています。
ところが、ひとみ容疑者は大学3年生の時になぜか中退してしまい「実家はかなり裕福なので、お金が原因とは思えない。きっと(藤田容疑者のような)悪い男性と関わったことがきっかけなのではないか」と言われています。
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