卓球の第4回パリ五輪代表選考会全農カップ・トップ32平塚大会初日(6日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)、早田ひな(22=日本生命)が、準々決勝で長崎美柚(20=木下グループ)を4―2で下して女子の4強入りを決めました。引退発表した石川佳純から引き継ぐ覚悟も。
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24年パリオリンピック(五輪)女子シングルス代表2枠を懸けた選考レースで首位を独走中の早田が、準決勝進出を決めました。パリ五輪の第4回選考会を兼ねた「全農CUP 平塚大会」が開幕し、準々決勝で長崎を4-2で撃破しました。起床後は「感じたことないくらい、体調がよくなかった」というが、安定した強さを見せました。
さらに早田は、4歳から石田卓球クラブ(福岡・北九州市)でラケットを握った早田にとって、1日に現役引退を表明した五輪3大会連続メダルの石川佳純(30=全農)は〝雲の上〟の存在だったといいます。「小学校のころとかは、世界選手権などをテレビで見て応援していた」そうだが、中学、高校と年齢を重ねるにつれて感情に変化が生じたそうで、「やっぱり超えなきゃいけない」と思いはじめ、憧れからライバルになったといいます。
全日本選手権などでは何度も顔を合わせ「そのたびに学びがありました。卓球界を引っ張ってもらいました」と感謝。同じサウスポーとあり、石川の後継者としての期待も大きいが「こんな左利きで大丈夫かな」とプレッシャーも感じていると、その思いも明かしました。左のエースとして日本の威厳を守り抜いた石川。そのバトンは、早田へ受け継がれることになりますが、「卓球界を引っ張ってもらってたのはすごくうれしかったし、さびしい気持ちもある。でも逆に言うと『もう次、私なんだ』って。左利きとして、もっともっと頑張っていかないといけない」と覚悟をにじませました。
早田の今後の活躍にも目が離せません。ネット上ではこんな意見が寄せられていました。
「やはり早田ひな選手が今後の日本を牽引して行く代表的存在でしょう。」
「早田ひなですね。長身でパワフルで、今までの日本女子選手に無かった特徴を持ち、彼女なら中国選手に勝てるんじゃないかという期待を持たせます。」
「東京五輪時にも思いましたし、普段も感じますが、彼女はいつも、何事にも全力投球で、周りへの気配りも素晴らしい方だと思います。それだけに体調や怪我は心配。どうか身体も大切にしながら、頑張られて下さいね。」
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