TBSアナウンサーの向井政生さんが今月21日午前、がんのため都内の病院で59歳という若さで〇去しました。向井さんは2019年に顎下腺がんと診断を受け、昨年初夏ごろまで仕事をしていたが、その後は療養していたといいます。
向井さんは、2020年放送の『日能研presents ラジオドラマ「青空」』というラジオ番組に出演していました。「去年の11月に顎下腺がんの手術をしました」と、アナウンスセンターの人と会社のごく一部に伝えていました。
その際には、放射線治療を受けて「その結果、副作用で舌の動きが悪くなったもので、自分の中で滑舌がすごく悪くなったという感覚があって」と明かし、「そんな中で、このお話をいただきまして、自分としてはなんとかして全盛期の状態に戻したいという気持ちがありました」「何とか自分の声の状態を、なるべくピークの状態に近づけようと心がけて、爪痕を残すことができればと思っております」と話していました。
向井さんは1963年5月30日生まれ、神奈川県川崎市出身です。88年にTBSに入社しました。これまで、『Nスタ』『報道特集』などの報道番組をはじめ、バラエティー番組のナレーションやラジオ番組など、幅広く活動していました。
ご冥福をお祈りいたします。
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