現在世界中で感染者数が急速に拡大しており、いまだにどの国も感染拡大防止ができていない新型コロナウィルス ですが、そんな中今回あるデータが公開され、新型コロナウィルス による日本人の死亡者が57万になると発表され、大きな話題となっています。そのショッキングなデータというのが・・・
そんな衝撃的な数字を公開したのは、アメリカのシンクタンク「ブルッキングス研究所」。今回彼らが発表した「COVID-19が世界のマクロ経済へ与えるインパクト:7つのシナリオ」によると、新型コロナウイルスで死亡する日本人は最悪のシナリオではなんと57万人。世界では、最悪6800万人が死亡するというのです。
オーストラリア国立大学教授のワーウィック・マッキビン氏とローシェン・フェルナンド氏が発表したこのデータは、今回のコロナウィルス の経済的ショックを分析、コロナウィルス がパンデミックとなった場合に、各自により適切な経済的判断が行われないと起こりうる7つのシナリオを紹介しています。
その紹介された7つのシナリオの中には「国々の人口に与えるインパクト」が分析されているのですが、彼らのシナリオによると、世界全体では最善のシナリオでは死者が約1500万人が、最悪のシナリオでは6800万人が死亡するとしており、さらに中国では、最善のシナリオで279万4000人、最悪のシナリオでは1257万3000人が死亡すると予測したのです。
そして、日本については、最悪のシナリオで57万人、最善のシナリオでも12万7000人が死亡すると推定しました。とんでもない数字ですね・・・。アメリカの場合は、最善のシナリオで23万6000人、最悪のシナリオで106万人。韓国の場合は最善のシナリオで6万1000人、最悪のシナリオで27万2000人。
また、こうした事態を防ぐためにも、「感染爆発が続いても中央銀行と財務省が経済を確実に機能させ続けること、ローコストな衛生習慣を広く普及させること、感染を低減すべく効果的対応をすること」とも提案しており、「富裕国は公衆衛生に莫大な投資をする必要性があるが、特に、人口密度の高い貧しい国々に投資する必要がある」としている。詳細は