女優の佐々木希が19日、都内で行われた舞台『醉いどれ天使』の製作発表記者会見に出席したそうです。『醉いどれ天使』は名匠・黒澤明監督と、名優・三船敏郎が初めてタッグを組んだ映画で、日本映画史上最強のコンビの原点とも言われる作品が舞台化されました。
主人公の幼なじみ・ぎんを演じる佐々木希は「ダンサーに憧れて上京しましたが、戦争で足を悪くしてしまう。そんな中でもエネルギッシュに生きていく強い女性です」と役どころを紹介し「すごくすてきだなと思います。心も体も限界寸前の闇市の顔役の松永に寄り添うという役で、真っ直ぐに松永を思いながらもたくましく生きていく女性を一生懸命に演じられたら」と語っていました。
また、「結構、ドロドロとした映画が好きで、よく三池さんの作品を見ています。いつも暗いなか、一人で見るのが好き。ホラーまでいくと怖いんですけど、人間の深いところまで描いている作品が好きなんです」と話し、会場で和ませていたそうです。しかし「ドロドロなのは旦那の不倫劇で十分でしょ」との厳しいコメントも寄せられていました。