2020年1月に発生し、現在も世界各国で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。
日本をはじめとした世界で 感染が拡大しています。
日本でも毎日のように新たな感染者の情報が報じられ、コロナウイルスを恐れるあまり国内はパニックに陥っています。
日本では、2020年にコロナウイルスの予防としてマスクや、アルコール消毒などが店頭で品切れ。また、悪質なデマによってトイレットペーパーまでも売り切れとなりました。
「トイレットペーパーなどの紙類は中国で製造されているから、品薄になる」というデマも流れ、全国の店舗から紙類の品物が買い占められてしまったためです。
ネットではトイレットペーパーや生理用品を 法外な値段で転売する人も現れ、品薄のマスクと同様に、本当に必要としている人から怒りや悲しみの声が上がっています。
買いだめの行動は、海外でも ⁉
しかし、こうした 買いだめの行動は、海外でも 起きているといいます。オーストラリア政府は、必要なら2週間分の食料や日用品を備蓄するよう国民に呼びかけたため買い占めをする人が続出しました。
中には、品切れによってスーパーマーケットで客同士が口論となり警察が出動するケースも発生したといいます。
トイレットペーパーを お小遣いで買って⁉
そんな中、オーストラリアのクイーンズランド州に住む6歳のアディソンちゃんと、4歳のルーシーちゃんは お小遣いでトイレットペーパーとテッシュを購入しました。
人形を片手に、木箱にたくさんのトイレットペーパーを入れて 街の高齢者の家を回ったというのです。
そして、トイレットペーパーなどを買えずに困っている高齢者に渡しにいきました。
ケンカしている大人たちにも見習ってほしい⁉
この投稿には多くの人が感動し、コメントを寄せていました。
《 素晴らしい子供たち。なにかプレゼントをあげたくなる 》
《 なんていい子なんだろう。自分のためにお小遣いをつかうのではなく困っている人に使うなんて… 》
《 ケンカしている大人たちにも見習ってほしいわ 》
家を回った一部の高齢者からは、お礼の品をもらったとのことですが…。彼女たちが進んで 行動をした善意に 大人たちが感謝の気持ちを表してあげたということではないかと思います。
今のように お互いに 困っているときだからこそ、まず より弱い立場にいる人たちを 優先して考えてあげて 助け合いの精神を忘れないように行動したいものですね!
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