中国の女子大生たちの間では、巨額を受けて「卵子」を不法販売することが流行り始め、議論を呼び起こしています。
実は、女子大生が1個の卵子に少なくとも1万元(約17万円)で、最高5万元(約84万円)に達する金額をもらっていることがわかりました。
アルバイトをする際にもらえるお金よりも遥かに多く稼げるので、家に借金がある場合や、一人で学費と生活費を稼がなければならない女子大生たちの間では、「卵子売買」は密かに流行り出したブームなのでした。
オンラインメディアのザ・ペーパーは、中国で起きている卵子売買の実態を詳しく報道してくれました。
報道内容によると、中国では、大学の女子学生寮の前には「卵子買取」というフレーズが書かれた広告が目立つ場所に置かれているそうです。
身長が高くてきれいな容姿ならば、卵子の値段を更に高くしてくれるというフレーズも露骨に書かれています。
遺伝子が優越すればするほど、高い価格で売ることができるということです。
このような光景について、実際の卵子販売をした女子大生から話を聞く事ができました。
「手術を受ける10日前には排卵促進剤を飲み、卵子採取手術を受けていました。」
「排卵促進剤の薬を飲み、2回の手術で卵子29個を売りました」
「6万元(約100万円)を儲けて、借金返済に全額を使いました」
卵子は通常、毎月に一つずつ生成されます。
排卵促進剤を飲むことによって卵子の数が増え、一度に多くの卵子を採取することができるのです。
しかし、排卵促進剤の副作用としては嘔吐や食欲不振、気分のむらなどを引き起こす可能性があるので、十分に注意をすることが必要です。
また、卵子売買は違法のため、手術はほとんど麻酔なしで行われている他、緊急施設が整ってる病院ではなく、一般的なオフィスのような空間で密かに行われています。
ともすれば命の危険もあると言えるのでしょう。
これまでに起きた例として、過去には10代の少女が卵子採取手術の途中で命を失うところだったケースがありました。
当時の卵子仲介業者の従業員2人は、不法医療行為で警察に捕まえられたことが分かりました。
ネットでは…
「借金とか生活に困ってなければ誰もしないだろうな」
「女の子も女の子でかわいそうだね」
「まずこの卵子を売る発想がちょっとあれなんだけど」
「だから選択肢のない、お金もないかわいそうな女の子を目当てにしてるんじゃないの?」
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