千葉県館山市は25日、衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」前社長で現スタートトゥデイ社社長の前澤友作氏(44)からふるさと納税を通じて、20億円の寄付を受けたと発表しました。
館山市は20億円の寄附は館山市としては過去最高であるとしており、
金丸謙一市長は「大変ありがたい。今後、有効活用を検討していきたい」とコメントしています。
また、前澤氏とは今後の有効活用を約束したそうで、
前澤氏は、ふるさと納税の返礼品は辞退していることがわかっています。
館山市が報道各社にFAXで送信した文書によりますと、
「昨日(令和元年12月24日)、(株)スタートトゥデイ代表取締役社長の前澤友作氏から館山市へふるさと納税により多額のご寄附を頂きました。ご寄附いただいた額は20億円です」と記されています。
館山市は取材に応じており、
この多額の寄付を聞いた際は「びっくりした」とコメント。
ふるさと納税は、17の項目があり、納税者が使用目的を選ぶことが可能だとしており、
前澤氏はその中の「観光振興に関する事業」を選択したそうです。
ふるさと納税といえば地域の産物などの返礼品が魅力的ではありますが、
館山市の発表によると前澤氏は返礼品は辞退しているとのことです。
以前から“千葉愛”を語っていた前澤氏。
今年9月には被災者支援のため、台風で大きな被害を受けた安房3市1町に、
個人資産の中から各自治体1000万円ずつ、計4千万円を寄付していました。
前澤氏は「地域資源が豊富で高いポテンシャルがある館山市の地域活性に向け、ふるさと納税を活用し応援したい」とコメントを残していたそうです。
館山市の金丸謙一市長はこれに対して、
「館山市の今後の地域振興のために大変ありがたい。今後、有効活用を検討していきたい」としており、
館山市にとっては大きなクリスマスプレゼントとなったようです。
20億円とは想像もつかないほどの金額ではありますが、さすが!前澤氏ですね。
ネット上ではこんな意見が寄せられています。
「何か企みがあるのかも知れない、何か裏があるのかも知れない、好感度UPを狙ってるのかも知れない。
そんな事はどーでもいい、単純に素晴らしいと思います。
館山市が有意義に使ってくれる事を願う。」
「房総半島はまだまだ復興支援が必要。
素晴らしいと思う。
普通の国民ができることはその地に訪れてお金を落とすことくらいでしょうか。助け合いの形や方法は人それぞれなので継続的に支援されれば良いと思う。」
「個人資産の寄付はすごい。ふるさと納税は払う市を変更するだけ。みんなお金を寄付したと勘違いしていないか。これだけ納税しているのはすごいけど。」
などのコメントが寄せられていました。