虐待を受けた少女
10年前に祖父から虐待を受けていたという少女が、SNSにて現在と過去の写真を公開しました。
少女は祖父の虐待により、命の危険にまでさらされていたと告白。
自力で脱出し、10年経った今、回復した様子とともに、虐待への警鐘を鳴らしました。
10代に16㎏。祖父から虐待されていた少女
祖父から虐待を受けていたと告白したのは、東京にする少女です。
10年前まで祖父母と一緒に暮らしていました。
当時、10代だったこの少女は、祖父から虐待を受けていました。
祖父は少女に食べ物を与えず、少女が隠れて食べ物を食べると、吐くまでお腹を蹴り続けたといいます。
少女はどんどんやせ細っていき、最終的には体が食事を受け付けなくなってしまいます。
虐待により拒食症になってしまったのです。
虐待がエスカレートし少女の体重は、16.8㎏にまで落ちてしまいます。
少女は死の危険を感じ、少女は家から脱出し世間に助けを求めたのでした。
少女は栄養失調で病院に運ばれました。
担当医の話によると「あと10分遅かったら死んでいただろう」ということです。
虐待から10年…現在、少女はどんな状態?
少女が自力で逃げ出してから約10年が経ちました。
祖父の虐待から解放され、今では健康を取り戻しています。
少女はSNSで、現在と過去の写真を公開しました。
皮膚と骨しかなかった虐待当時の写真とは想像もつかないほど、現在の姿は健康的です。
少女はSNSにて、「手遅れになる前に助けを求めて」と虐待で苦しむ人へ警告しました。
少女がSNSに公開し全文がこちらです。
あれから10年近く経ちました。
祖父から食事を許さない、黙って食べたら吐くまで腹蹴りされ体重が16kgまで落ちました。
虐待を受けている人、これとは少し違うけど摂食障害の人、 手遅れになる前に助けを求めてください。
私は発見があと10分遅ければ死んでいたと言われました。
#児童虐待 #摂食障害
少女のSNSで語られる真相
この投稿は一気に話題となりました。
多くの人からコメントが寄せられています。
現在でも食事を食べれなかったときの影響で食事に対する執着があり、摂食障害があるといいます。
さらに、虐待していた祖父とは縁を切ることはなかったことも明かしています。
祖父は体調を崩し入院し、昨年秋に亡くなったといいます。
少女は縁は切らなかったものの、お見舞いには1度しか行かなかったとコメントを残しました。
さらに祖父が食事を与えなかった理由について聞かれると、
「祖父は少しおかしい人で、中学生の私を「働かないなら食うな」という理由で食事を禁止していました。」とコメントを残しました。
そして祖父の虐待ということで家族構成にも注目が集まりました。
彼女は父親がおらず、母親の実家の祖父母宅で暮らしていたといいます。
誰も祖父に逆らうことができず、虐待に至ったと説明しました。
父親については語られていません。
世間の反応
この投稿に対し、世間から様々な意見が寄せられています。
同じように虐待を受けた人や摂食障害の人、そして一般の人から生きていて良かったというコメントや、今の健康状態を心配するコメントが多く寄せられています。
さらに日本だけでなく世界中からもコメントが寄せられています。
さらに韓国やイギリスでは、ニュースとして取り上げられています。
まとめ
最近、虐待で子どもたちの命が奪われていく事件が多いです。
この少女のように手遅れになる前に助けを求めて欲しいものです。
また、周りの大人が助けてあげられる体制が必要なのではないでしょうか。