のーぱんしゃぶしゃぶと聞いて懐かしいなと感じた方もおられると思います。
1998年に話題になったのーぱんしゃぶしゃぶは、その名の通り、ミニスカノーパンの女性たちがしゃぶしゃぶなどの料理を提供する飲食店でしたが、大蔵省接待汚職事件の舞台になったことから話題を集めました。
それにしてもしゃぶしゃぶとノーパンを組み合わせるなんて斬新な発想ですよね。ここでは、のーぱんしゃぶしゃぶのシステムについて紹介していきましょう。
写真:i.ytimg.com
会員制の店舗も!
店舗によって違ってきますが、大蔵省接待汚職事件の舞台となった店舗は会員制システムを取っていました。会員制であれば、信頼できる関係者しか利用しないので外に情報が漏れ伝わりにくかったんですね。
ここまでくれば風俗でいいじゃないかと思われるかもしれませんが、のーぱんしゃぶしゃぶは領収書を落とせる飲食店扱いなので、接待する側がのーぱんしゃぶしゃぶを選んだそうです。
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スカートの中もしっかりのぞける!?床は全面ガラス張り!
のーぱんしゃぶしゃぶ店のなかには、床を全面ガラス張りにしていた店もあるそうです。ミニスカの女性たちが料理を運んでくるたびに、女性の絶対領域がちらりと見えるように工夫されていました。お皿をテーブルの上に置くさいに少し腰をかがめるため、絶好のチェックポイントだったのかもしれませんね。
ミニスカノーパン店員がしゃぶしゃぶしてくれる!
マツコ・デラックスさんが訪れた店舗では、テーブルに1つの鍋が用意され、お肉を注文するとお姉さんがやってきてしゃぶしゃぶしてくれたそうです。普通にしゃぶしゃぶするのではなく、お尻をお客さんに突き出しながらセクシーにしゃぶしゃぶしてくれたと「怒り新党」で発言されていましたね。
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女性店員は全員ミニスカノーパン
全てののーぱんしゃぶしゃぶ店に共通しているのが、若い女性ウェイトレスを採用していること、全員がミニスカノーパンスタイルのユニフォームでした。
一般的にミニスカートというと膝上ですが、のーぱんしゃぶしゃぶのミニスカは太ももの中央よりも上にあるマイクロミニと呼ばれるミニスカを着用することが多かったようです。
そして中身はノーパンなので、歩き方や仕草に拠っては女性の大切な秘部が見えちゃうぐらいだったのです。注文するたびに、あるいはしゃぶしゃぶしてもらうたびに絶対領域と呼ばれているところがチラチラ見えるなんて、食事に集中していられませんよね。
写真:matsusaka-kanko.com
気になる料理!
のーぱんしゃぶしゃぶでは、どのような料理が提供されていたのでしょうか、気になりますよね。
これも店舗によって違ってきますが、大蔵省接待汚職事件の舞台となったお店では、松阪牛やフォアグラといった高級料理が提供されていました。
舌にとろける松阪牛と世界的珍味で知られるフォアグラに舌鼓を打ちながら、ノーパンミニスカを堪能できるなんて古代の中国皇帝たちもびっくりするかもしれませんね。
気になる料金は?
大蔵省接待汚職事件の舞台となったのーぱんしゃぶしゃぶのコース料金は、2時間でなんと1万9980円(税込み)だったといいます。高級料亭のコース料理でも1万5000円ほどですから結構な料金ですよね。もちろんミニスカノーパン女性の人件費や床の鏡張りなどの内装費用を考えるとそれほど高いとはいえなかったのかもしれません。
写真:newspicks.com
原点はノーパン喫茶!
ミニスカノーパンでしゃぶしゃぶという斬新な発想の原点は、ノーパン喫茶にあるようです。
ノーパン喫茶の発祥も諸説ありますが、床が全面鏡張りでミニスカユニフォームが共通しており、ウェイトレスが注文を取りに来ると一斉に顧客の視線がその方向に向いたり、ズルズルと体をずらしてミニスカの中を覗こうとするお客さんもいたといいますから、想像するとちょっと笑ってしまいますね。
のーぱんしゃぶしゃぶのシステムについて触れてきましたが、いかがでしたでしょうか。
大蔵省接待汚職事件で一躍有名になったのーぱんしゃぶしゃぶ店は、もう存在していませんが、伝説として多くの方の記憶に残っています。